悩みを書き出して頭の中を整理する方法
でも、頭の中で黙々といろんなことを考えているわけですね。この状態って、割とかなりしんどいんですよ。
僕は、頭の中のワークスペースと呼んでいるんですけど、車でいうと、人間の頭というのは、たぶん2トン車くらいのもので、2トンまでの問題や悩みを乗せることはできるんですけど、それをオーバーすると、人間というのは動かなくなってしまうと思っているんですね。
これらがそれぞれ、他の問題を吸い寄せるんですね。
で、「じゃあ、あれはどうしよう? これはどうしよう?」とか、「なんとかさんに、もうこんなことを言っちゃったから、違うことをやったら嘘つきになる?」とか言って、他の問題をくっつけ出して、本来だったら、2トン車というトラックだったら2トンの重さを運べるはずのものが、3トン、4トン、5トンになっちゃう。
これが、悩みのしんどい状態だと思っているんですよ。
なので、書き出す。書き出すとどういうふうになるのかというと、書き出すというのは、テーブルの上に乗せることなんですよ。
この頭の中にあるゴチャゴチャしたものを、1つずつテーブルの上に乗せてみる。そうして、人間は初めて、物を考えることができる。
僕らは、これを考えることだと思っているし、頭の良い人は全部こうやっていると思うんですけど、絶対それは嘘です。物事を考えるのが上手い人であれば、これをやっています。つまり、書き出している。
旅行に行く前に、1回、カバンの中の物をテーブルの上に出してから、カバンに入れる人というのは、絶対、整理が上手いんですね。整理性とも上手いんですよ。
昔、キャビン・アテンドさんの旅行術みたいなやつをテレビで見たんですけども、彼女たちは、そのホテルに1泊しかしなくても、全部で7日間の旅で、それぞれホテルで1泊しかしなくても、
スーツケースを着いた瞬間に開けて、全部の荷物をクローゼットにしまったり、ハンガーにかけたりするそうです。それが一番早いから。
早いというのは何かというと、心の負担が少ないからですね。
全部1回並べちゃって、ベッドの上に並べちゃって、これを片付けて、これを片付けて、これを洗面台に置いて、これは引き出しの中に入れてというふうな、いつもっぽい場所に直すとしまうと、この負担が軽くなる。
つまり、この状態になるわけですね。1回テーブルの上に全部出すと。
人間の頭の中も同じで、この状態ってものすごいしんどいんですよ。早くこれをこういうふうにした方がいいと。
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